awa design studio news about works contact
tumblr blog
南房総の生活をつくるデザイン&クラフト展 「南房総らしい暮らしとは何か?」 これが本展示会の企画に至った最初の一言です。現代の日本では全国どこでも同じような商品が買えるし、同じような家が建ち並び住むことができます。その中でこの問いは答えるのが難しい時代です。田舎暮らしが再評価され、近年地方への移住者が増加している状況ではありますが、その場所でしかできない暮らしを具体的にイメージして移住する人も少ないのではないでしょうか。 出展者は南房総で活動する木工家、陶芸家、建築家です。それぞれが東京などからの移住者です。南房総に縁もゆかりもありませんでしたが、南房総の「何か」に惹きつけられ、それを言語化できないまま、移住の時期はばらばらですが南房総にやってきました。IT技術が発達した現代において、特に南房総でしかできない仕事ではありません。東京のような大都市の中でもできる仕事です。しかし南房総という土地の引力により、今、僕らは南房総を拠点として活動をしています。そして南房総で暮らし、仕事をする中で、南房総を自らの身体性をつかって感じ、僕らが惹きつけられた南房総の「何か」を少しずつ理解することができるようになってきました。 そして僕らが南房総の暮らしの中で取り組んでいるのが、「南房総を使って、南房総の生活をつくる」ということです。当然、それぞれの技術を使って。木工家は南房総に自生するマテバシイという木をつかって箸やカトラリーレストを、陶芸家は南房総地域(安房地域)で採れる粘土をつかった陶芸作品「安房焼き」の開発に挑戦しています。そして建築家は南房総に存在する空家や低利用建物を活用するリノベーションプロジェクトに精力的に関わっています。これらのような食器類や建築というものは僕らの生活に溶け込み、普段意識するようなものではないかもしれません。しかしこれらのような生活の中で使い、生活の風景をつくっているモノこそ、「生活をつくる」重要な要素です。これらのような要素をつなぎ合わせることが重要なのです。 難しい話はなしにして、南房総の気候に合った民家で、南房総で取れた長狭米を炊いて、南房総で取れた粘土でつくった茶碗と、南房総に自生するマテバシイからつくった箸をつかって、食事することができれば、多分それはすごく豊かな食事であるはずです。 まだまだイメージはできていないですが、この食事のイメージの先に「南房総らしい暮らしとは何か?」というに問いの答えに近づくような気がしています。まだまだよくわからないところもありますが、まずは一歩踏み出してみることから始めたいと思います。本展示会はその一歩です。僕らが「南房総らしい暮らしとは何か?」ということを考えるための気づきを得る契機になること目指して。 マテバシイの箸とカトラリーレスト
南房総の粘土を使った「安房焼き」
南房総のリノベーションプロジェクト
展示会では模型展示 アクセス

[車でお越しの方]

富浦ICから20分程度。

駐車場スペースは用意してありますが、少数のため時間帯によっては駐車できない場合がございますのでご注意ください。

[高速バスでお越しの方]

館山駅から徒歩15分程度。館山駅東口ロータリーから商店街を右折。800m歩き、左側に見える寿司匠なか川の手前の小道を左折。100m先会場。